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元祖クーデレ

ヤマトタケルは元祖「男の娘」だという。なるほどそうかもしれない。
約2000年前から萌えを追求していた日本パネェというのには異論はない。

一方大陸のほうはどうなのかというと、こちらも当然負けていない。
今は兎も角、昔の中国はやはりパネェのである。

褒姒
日本では「ホウジ」と読む。
大体2800年前の人だが、知る限りの元祖「クーデレ」である。

古代中国では、最初から数えて「夏」「殷」「周」という三つの王朝がある。
(つっても領土は狭い。黄河の周辺の平原に興った国というレベルで、今の中国と同一視すると恥をかく)
彼女は三つ目の「周」、12代目の王の后だ。

さて彼女、かなりガチのクーデレで、なんと王の前で一度も笑ったことがなかった。たいそう美人だったそうで、王様はなんとか彼女の笑顔が見たいとあれこれ手を尽くしたが、ほとんど効果がなかった。

そんな折、間違いで緊急招集の狼煙があがる。
この狼煙は、いわば「えらいことになった! 将軍たち集まれぇ!」ということなので、忠実な諸侯たちは急いで王宮に集まったのである。何もないのに「うおぉー! 何事ですか王様ーっ!」と集まったわけで、ぶっちゃけドリフ。

これが王后である褒姒のツボに入った。勢いよくかけつけた諸侯・将軍たちの必死さが可笑しくてしかたがなかったのである。元祖クーデレ、ここに落ちたり。

ここまでならまだいいのだが、王様は調子に乗って、それからも何もないのにたびたび緊急招集の狼煙を上げるようになった。「彼女の笑顔が見たいから」とかなんとかかっこいいことを言ったのだろうが、集めさせられる諸侯たちはたまったものではない。「どうせまたフェイクだろ」とだんだんと狼煙があがっても無視するようになった。

あとはご想像のとおりである。ガチの戦が起こったが、味方が集まらなくて王様は死亡。
王后である褒姒がどうなったかは不明である。
これがきっかけで周王朝は滅び、春秋戦国時代へ突入していくのであった。


――補講――
要するに「狼少年」の話であるが、美女を絡めるあたりが中国伝奇らしい。
おそらく史実ではないだろうが、まあそんなことはどうだっていいのである。
とにかく彼女は元祖クーデレなのだ。と思う。
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星八角ある子

Author:星八角ある子
或るライターの落描きブログ。
無尽に趣味へ走っています。
最近は地元ネタが増えています。

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