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日記はデータでなしに筆記に限る

今年は散歩のついでによく食べ物を探していました。そして後年のために、何月何日に何を採ったかを記録しておいたのです。ほとんどタケノコ中心の記録ですが、だれかのなにかの参考になるかもしれないのでひっそりと公開します。

3月30日
 タラの芽を親戚の家で採取。超美味。
4月1日
 わらびを近くの荒れた公園で採取。タタキにして食ふ。
4月6日
 散歩中、河川敷でホテイチクを探すが見つからない。さすがに早いか。
 歩き回っているとゼンマイを見つけたので採取。干して後日煮〆た。
4月7日
 カキドオシが大量に生えている場所を発見したので採取。薬用茶にする。
4月8日
 別の場所でゼンマイを採取。ちょっと細い。
 モウソウチクも発見する。あく抜きをして食べた。美味。
4月11日
 またもモウソウチクを採取して、あく抜きをして食べた。
4月16日
 ようやくホテイチクが伸び始めていたので採取して食べた。だがまだ細い。
4月22日
 ゼンマイを採取。ちょっと細い。今年は最初に採ったものが立派だった。
 イチョウの葉を貰う。これも薬用茶になるのだが、時期が早かったようで失敗。
4月24日
 ホテイチクを採取。まだ細い。
4月29日
 ホテイチクを採取。でかいのを発見。直系4.6センチ。
 ただ、でかいのは食べ応えはあるが、細いもののほうが風味は強いような。
5月1日
 近所に生えていた草で、ニリンソウだと思っていたものに、なかなか白い花が付かない。…もしかしてトリカブト?
 ついでにまたホテイチクを採取。食べたけど、飽きてきた。
5月3日
 近所の人にホテイチクを採取して立派なヤツだけおすそ分け。
 そしたらイノシシになって帰ってきた。イノシシ鍋にうるさかった魯山人の文を参考にしつつ鍋にした。
5月6日
 またまたまたホテイチクを採取。今度は干して保存する。
5月13日
 木苺を採取。これってラズベリーでいいの?
 美味しかったが量が足りない。
5月18日
 ホタルを確認する。ていうかついてきた。

それっぽい方向けのうちの近所情報
・ハチクはないです。山の中ではたまに見ますが、近所にはほとんどありません。なので採ってないのです。
・カキドオシは陰干しにしましたが、干し具合が甘かったのか最後はカビました。
・アカゼンマイとアオゼンマイの区別が僕はよくわかりません。
・ニリンソウは怖いので採取しません。白い花が咲いてても採ったことはないです。
・わらびのタタキはオススメです。オリジナルのつもりでしたが既存でした。
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伸びたタラの芽

taranome

あまり知らない人が多いですが、タラの芽が伸びるとこうなります。綺麗な緑色です。
写真のタラの木はご近所に植えてあったもので、どうやら一番芽も採らなかったようなのでとても大きく育っています。もう少し経ったら白い小さな花を咲かせます。こうやって夏の間にエネルギーをためて、冬を越し、また来年に芽をつけるのです。まれに、伸びすぎたタラの芽のせいで木がダメになってしまったと誤解している人がいますが、むしろ逆で、人間が芽を採らない限り生き生きと生育します。とはいえ、1度や2度程度ならば芽を採取しても木が枯れないため、ちょっとだけ芽を頂いてみんなテンプラなどにして美味しく頂いています。

<タラの木の一年>
春:芽吹き。だいたいの木は芽を数回つけるエネルギーを持っているため、1度か2度なら芽を採取して食べることができる。
初夏:成長期。存分に光合成をして、開花から翌年の芽吹きまでのエネルギーを溜め込む。
夏:白い花を咲かせる。小さな花だが、慣れると遠目にも発見できる。
秋:黒紫の実をつける。毒ではないらしいが可食とも聞いたことがない。
冬:タラの木は落葉樹であり、冬には葉っぱをすべて落とす。春に向けてエネルギーを節約。
春:再び芽吹き。前年の夏から蓄えていたエネルギーを使って美味しいタラの芽をつける。

芽を作って葉っぱや茎を形成するのにはエネルギーを使います。そして、タラの木は無限のエネルギーを持っているわけではありません。2番芽や3番芽を採ってはいけないというのは、「それが最後のエネルギーで萌芽した芽だった場合、もう芽が出てこないから」です。芽が出てこないということは、葉っぱをつけられず、夏の日光でエネルギーをためることもできないため、そのまま枯れてしまうわけです。

とはいえ、タラの芽を見て、それが2番芽なのか3番芽なのかが判断付く人は、そもそも無茶な採り方はしないでしょう。山菜のことはよくわからない、という初心者の方はとりあえず「5月のタラの芽は採ったらダメ」ということだけでも意識してみてください。
5月の時点で食べごろになっているタラの芽は、おそらく1度か2度は採取されています。つまり高確率で2番芽か3番芽です。こういった芽は採ったら木が枯れてしまうのでダメです。

もちろん、タラの木が生えている環境でいくらでも変わってきますので「5月はダメ」「4月はOK」などと一概には言えないのですが、初心者向けということでご勘弁下さい。

プロフィール

星八角ある子

Author:星八角ある子
或るライターの落描きブログ。
無尽に趣味へ走っています。
最近は地元ネタが増えています。

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